平成27年 8月16日(日) 信州大学 第 16 回少年少女親善剣道錬成大会 中学女子 個人戦 1,2,3位 独占

平成27年 8月16日(日) 信州大学 第 16 回少年少女親善剣道錬成大会

中学女子 個人戦 1,2,3位 独占しました。

 

優勝 宮崎明音(この大会3連覇)

2位 安藤礼子

3位 小島たんぽぽ

ベストエイトに中村茉優

みんながんばりました。

 

小学生個人戦は

小学生高学年の部

4位 小俣勇輔

三回戦敗退 髙橋大智

 

勝てなかった子達も次はがんばろうね。

 

二日間稽古ありがとうございました。

信州大学のOBのみなさん、現役学生の皆さん、中学生達に稽古をつけていただいて感謝しています。

 

女子学生の皆さん、大会の後に練習試合ありがとうございました。

 

秋田全中では宮崎明音がんばってきます。

平成27年 8月9日(日)、8月10日(月) 中体連 東海大会

平成27年8月9日(日)、 8月10日(月)に行われました、東海大会の結果です。

 

まず、8月9日(日)に行われました個人戦です。

宮崎明音がベストエイト入賞でした。

岐阜県一位の石原(境川中)さん、三位の小川(境川中)さん、四位の肥田(中部中)さん、五位の簑島(高鷲中)さん、六位の村上(高田中)さん、七位中野(緑陽中)さんが一回戦で敗れてしまいました。

そして、八位の安田(緑陽中)さんも二回戦敗退。

岐阜県ではただひとり三回戦進出しましたが、三重一位の玉野(嬉野中)さんに延長で敗退でした。

相手の出小手を打ち落としての面が当たってましたが、旗は上がりませんでした。その後、相手の打った横からの平打ちの小手にパラパラと旗が上がり勝負ありでした。

岐阜県ではこのような小手は、当たったとしても鍔か握りですし平打ちなので一本になることはまずありませんが、三重県では一本になってしまうようです。

特定の会場で同じ技でとっているのが見受けられたので、あの小手をとるのは審判構成が限られるのかもしれませんが、団体戦でも同じ会場で同じような小手で一本になっていました。他の会場ではあまり見受けられないような気もしました。

 

審判の判定について批判をいうと、剣道をやる資格がないそうなので慎みますが、審判技術の向上については努力してほしいものですし、試合終了後、反省会等の機会を持ってほしいと思います。

特に中体連の審判を務められる教員の皆さんの中で低段位のかたは、伝達講習会や学剣連主催の講習会でもお目に掛かることは皆無です。地区の講習会等ではどうなのでしょうか?、おそらく参加されていないのではないかと思います。六段・七段の先生方は出会う事も多いのですが、むしろ審判技能の未熟な方が技能向上の努力をしておられないのが、大変気になります。

土日には部活があるでしょうし、講習会も同じ土日に開催されます。審判講習会への参加は非常に難しいことだと思います。

そうであれば、審判依頼を受けないでください。はっきり言って、つたない審判技術で県大会や東海大会の審判をされるのは迷惑です。

子供達は一生懸命稽古を積み、青春をかけて試合に臨みます。進路が左右される事もあります。微妙な判断ではなく、明らかな間違いがあります。

 

それでも、剣道は審判員の判断は絶対です。

 

裁定に対して批判すれば、たとえそれが誤審であっても、批判したことが糾弾されます。

「剣道をする資格がない。」

といわれる方もおられます。

子供のことを心から想う、目の見える者が剣道界を去っていき、

「剣道をする資格がない。」

とおっしゃる目の見えない方ばかりが残っていくのが剣道の世界なのかもしれません。

 

最近は「剣道の理念」にある、剣の理法の修練による人間形成の道ではなくて、

誤審を腹に落とし込んでいくことで人間形成をするのではないかと、真剣に考える場面ばかりです。

 

ですから、せめて審判をされる方は自分の目を養って、稽古を積んで審判の練習をしてください。いい加減な気持ちで審判を引き受けないでください。

 

8月10日(月)の団体戦では、

初戦(8月9日(日)に行われましたが)、三重三位の桔梗が丘に2-0で勝利。

二戦目は愛知二位の平坂中に0-2で負け。

三戦目は静岡五位の長田南中に2-0で勝ち。

リーグ二位で決勝トーナメントへ。

 

決勝トーナメントでは、白川中との対戦となりました。

2-2の1本差で敗退でした。

 

大将の明音が二本勝ちすれば代表戦という場面で、横から打つ小手で相手に一本とられました。あれさえなければ、何とかなったのにという感じでしたが、何ともなりません。

女子団体戦はベスト16の結果でした。

平成27年8月1日(土)、2日(日) 中体連岐阜県大会 女子個人 宮崎明音 準優勝(秋田全中出場)、女子団体 島中 8位(東海大会出場)

平成27年 8月1日(土)団体戦、2日(日)個人戦

ヒマラヤアリーナで行われました、中体連岐阜県大会におきまして、

 

女子個人

宮崎明音(島中) 準優勝(秋田市全中出場、鈴鹿市東海大会出場)

 

女子団体

島中(先鋒 小島たんぽぽ、中堅 安藤礼子、大将 宮崎明音) 8位(鈴鹿市東海大会出場)

でした。

 

女子団体戦 予選リーグ

Aリーグ

岐阜1位 島

美濃2位 白鳥・高鷲

西濃2位 不破

可茂3位 西可児

飛騨3位 古川

すべてのチームに勝ち4勝をあげ、リーグ1位で決勝トーナメントに勝ち上がりました。

 

決勝トーナメント1回戦では、

先鋒 小島たんぽぽ ○一本勝ち

次鋒 山田     ×一本負け

中堅 安藤礼子   ×一本負け

副将 望月紅李   ○一本勝ち

の2-2で大将戦。

時間内に、「よしもらった!」という引き面が一本、得意の飛び込み面が一本ありましたが、審判の旗は上がらず代表戦に。

9分を超える長い試合となり、最後は大誤審の面により敗退でした。

団体と個人で秋田全中へという夢は砕かれましたが、8位入賞し鈴鹿市で開かれる東海大会への出場は叶いました。

今年、2015年5月から島中学にコーチとして剣道の指導に行き、島中女子の目標「全中出場」の団体出場をなんとかかなえてやりたいと指導をしてきましたが、届きませんでした。

しかしながら、わずか3ヶ月、正味1ヶ月半でよくぞここまで強くなったものだと思います。

誠裕館の道場生ではありませんが、特に次鋒の山田さんと副将の望月さんの成長は目を見張るものがありました。県大会直前の試合練習の中で2人に対する思いを話したら、気持ちが伝わったようです。

私が今までに経験したチームの中で最高のメンバーです。

それぞれが独特の個性の持ち主で、アナがありません。

 

7月になってから覚えた「攻め」と「技」が身につき、試合で使えるようになりました。それによって今までの試合運びに比べると、相手を崩してとれる技が増えました。

私もこの子達が、ただ打つだけでなく、攻め方を知ったということが大きいなと感じています。

相手に攻めて打つ。避けられたら同じ攻めで入り、避けるために空く所を打つ。頭を使った攻めのある剣道になったことが大きな進歩でした。

「宮崎明音」という最強の大将が控えていて、副将終わって1敗差までなら何とか出来る、という安心感があったので彼女たちがのびのび出来たのかもしれません。

試合前の円陣で、普通なら気合いを入れるところで、

「さあ、みんないくぞ、フニャー~。」

とリラックスさせたことも自由に体が動いたきっかけかもしれません。

 

市大会、地区大会の予選から決勝は全く危なげない試合で優勝。

県大会での5試合は彼女たちも相手が強いことはわかるけれど、決して競り負けない。紙一重で競り勝つ感覚を味わえたと思います。

残念だったのはやはり、高田との大将戦と代表戦。もう少しレベルの高い審判構成で試合をさせてほしかった。これだけが悔いとして残ります。

 

明音の個人戦は、地区大会2位での組み合わせなので、地区の有力な子達とことごとく当たりました。

初戦は2年生、危なげない滑り出しでした。

2回戦は白川中の大将、井道さんに引き面で一本勝ち。

3回戦、大和中の大将、山田さん。これまで徹底的に練習してきた相手の打ちを打ち落とす、小手面が見事に決まりました。一本勝ち。

4回戦、前日団体戦で不本意な敗戦となった、高田中の大将、村上さん。昨日の悪夢を振り払うような、大胆な飛び込み面で勝利。

準決勝。中部中の大将、肥田さん。小学校の頃からキレイな剣道で抜群の強さを誇ってきました。明音の大胆な飛び込み面で一本先取しましたが、面を取り返されます。流石に強い。延長戦になり、相手の面に対し抜き胴が決まりました。

これで、昨年に続き全中出場が確定しました。

もう一方の準決勝が長引いていました。同じ境川中同士の戦いです。

大将の小川さん対中堅の石原さん。普段稽古をしているのでお互いの得意技は知り尽くしています。なかなか決まりませんでしたが、少し不十分かなと思われる打ちでしたが、石原さんが引き面で小川さんに勝利しました。

明音はどちらとも仲がよいらしいのですが、昨年も小川さんは準決勝まで上りながら、大和中の小池さんに延長戦で相面差し違えによって破れ、決勝進出できませんでした。

今年こそはとの想いで挑んだのでしょうが、同門の石原さんに敗れました。

明音は小川さんと決勝を戦う約束をしていたらしく、敗れた小川さんに感情移入してしまい、自分を失っているようでした。

「自分の試合に集中しろ。」

相手の試合が終わったばかりなので、3分間のインターバルが石原さんに与えられました。気分を切り替えなければいけませんでしたが、どうも明音の気持ちは中途半端なままだったようです。

決勝は延長戦になり、小川対石原の再現のような引き面で、石原さんが優勝を決めました。

お互いに東海大会・全国大会では良い結果を残せるようにがんばりましょう。

 

中体連剣道東海大会は鈴鹿市で行われ、8月9日(日)、10日(月)。

中体連剣道全国大会は秋田市で行われ、8月22日(土)~24日(月)です。

鈴鹿東海大会、秋田全中、応援してください。

 

そのほかの参加者の結果は、

2年生で出場の丸山光さんは中前(多治見中)に1回戦で敗退しました。そんなに実力差を感じさせない試合運びでこれからが楽しみです。

 

 

正直言って、まさかここまで出来るとは思いませんでした。

明音は昨年、2年生で全中を経験してきて、全中のレベルを肌で感じました。昨年の個人優勝者に危なげなく勝ったこともあるので、明音には全中で優勝できるくらいの力があると思います。親ばかかもしれませんが。

しかし、審判は何とも出来ない。

夏の大会のスタート、岐阜県選手権ではベストエイト。

準々決勝で大和中の山田さんとの一本目は、竹刀で止めた届いていない面をとられ、二本目を逆胴で取り返し、延長では出端面で相手の竹刀は逸れ面には当たらず、明音の面が中心を打った。ところが、旗が割れ相手の面あり。

中体連地区大会では、決勝で境川中の小川さんに届いていない面で敗れました。

 

そして県大会団体戦。

決勝トーナメント1回戦。大将戦の3分間では引き面と飛び込み面がとってもらえず引分。代表戦になり悪夢の大誤審。

このときは、何を打って決めてもとってもらえず、相手の当たっていない打ちすべてに旗が上がるような錯覚を覚えました。

 

県大会個人戦は団体戦とは別のコートでした。序盤から慎重な試合運びでしたが、このコートの審判は、当たった打ちはちゃんととってくれる。相手の当たっていない打ちは当然一本にはならない。こんな当たり前のことが、大変ありがたく感じられました。

第6コートの皆様、ありがとうございました。

 

中体連の役員への不信感は未だぬぐえませんが、正確な審判は本当に大切なことなんだと実感しました。

これからは自分が審判を務める折りには心して臨もうと誓います。

 

平成27年7月25日(土) 中体連岐阜地区大会 3年女子個人 宮崎明音 準優勝、2年女子個人 丸山光 3位、島中剣道部女子団体 優勝

平成27年7月25日(土)開催されました、中体連岐阜地区大会の結果報告です。

3年女子個人 宮崎明音 準優勝

2年女子個人 丸山光  3位

女子団体   島中   優勝(先鋒:小島たんぽぽ、中堅:安藤礼子、大将:宮崎明音)

 

女子団体では誠裕館道場以外の選手の活躍がすばらしく、

最もせりあったスコアーでも3-1と他を寄せ付けない強さでした。

 

1週間の夏休みの稽古で実力を伸ばし、攻めと技がかみ合ってきたことでどこからでも一本取りに行ける剣道が身についてきました。

また、圧倒的実力を誇る明音が大将を努めるので、前の選手が安心して戦えるのも勝因でしょう。

大将の宮崎明音は岐阜市大会では一本も取られる事なくすべて2本勝ち、個人戦でもやはり、一本も取られることなく優勝でした。

今回は決勝戦の1本勝ち以外はすべて2本勝ち。流石の内容でした。

 

 

個人戦では3年女子の宮崎明音が岐阜市大会に続いての優勝が予想されました。全く危なげのない試合で決勝まで上りました。境川中の小川さんとの戦いでした。両者時間内では有効打突がなく、延長になりました。延長になってすぐ、小川さんの打った面。明音の面まではあきらかに届いていません。しかし、よもやの旗が3本。

やはり、最大の敵は審判。

 

今年の場合、誤審の後の大会はすべて優勝しているので、気を取り直して、県ではきっと優勝できるでしょう。悪いことばかり続きません。そう信じてまた一週間稽古にはげみます。

 

団体戦先鋒で出ていた小島たんぽぽ。どうにも最近調子があがってきませんでした。ある戦い方だけに集中してみろとアドバイス。初めのうちは色が出てうまくいきませんでしたが、準決勝と決勝では見事身につけました。

2年女子個人の丸山光。

岐阜市大会での優勝はまぐれではなかったようです。非常に元気にこの数週間で身につけた攻めを駆使して戦っています。3位おめでとう。

 

上記以外の成績は

男子団体 島中男子 予選敗退、

1年女子 高橋ののこ 1回戦敗退、宮崎あおい 3回戦敗退、

2年女子 安藤敬子 2回戦敗退

でした。

 

8/1(土),2(日)にヒマラヤアリーナで行われる岐阜県大会には、

3年女子 宮崎明音

2年女子 丸山 光

女子団体 島中学校

以上が出場します。

 

今までやってきたことをすべて出し切ってがんばれ。

平成27年7月18日中体連岐阜市大会 3年女子個人優勝 宮崎明音 2年女子個人優勝 丸山光 島中学校女子団体優勝

中体連 岐阜市大会の結果報告です。

 

男子団体、島中学校5位入賞。

矢島直弥君が次鋒、長瀬俊介君が補員で入っている島中剣道部、準々決勝で、優勝した長森中と対戦し惜敗。5位の結果でした。

 

女子団体、島中学校優勝でした。

先鋒に小島たんぽぽさん、中堅に安藤礼子さん、大将に宮崎明音さんが入り、補員に安藤敬子さんが入っている島中剣道部が、市民大会に続き優勝でした。

小島さんは足の不調のため、団体戦の2試合目から退き個人戦に備えました。

 

男子団体、女子団体共に岐阜地区大会に駒を進めました。

 

個人戦の岐阜市区大会出場者は、男子は残念ながらいませんでした。

 

女子は大勢地区大会に進みました。

 

1年 3位 高橋ののこ  4位 宮崎あおい

2年 優勝 丸山光  4位 安藤敬子

3年 優勝 宮崎明音

以上、女子は団体個人共にすばらしい成績でした。

惜しくも地区大会進出できなかった子達も、成長を実感できた試合でした。

 

全国大会目指してがんばっていこう。

平成27年 岐阜県剣道選手権

7月4日(土) 岐阜アリーナで開催された岐阜県剣道選手権結果報告です。

 

小学校 低学年の部 高橋大智 3回戦敗退

小学校 高学年の部 小股勇輔 2回戦敗退

もっと稽古を積んで次はがんばれ。

 

中学校 女子の部 宮崎明音 ベストエイト

 

優勝して当たり前という前評判で、プレッシャーのかかる試合でした。結果は準々決勝敗退。

 

大和中の山田さんとの対戦でした。お互いの実力は誰もが認めるところです。一本目は山田さんの面。

相面の形になりましたが、どちらも当たっていない面。ほんの少し山田さんの方が速いスタート。しかし彼女の面が当たったのは明音の竹刀。間合いも面には届く距離ではありませんでした。が、旗が三本。タイミングだけで一本になった感じでした。

 

明音の反撃。大和中の子は三所隠しを多用するという癖を読み、三所隠しに対し逆胴。二度目の逆胴で一本取り返しました。

 

そして延長。明音の出小手か・・・?と思われた技がありましたが、副審が一人、相手の色の旗を一本、「おいおい、しっかりしてよ、打ったのは明音だよ」と内心でヒヤリ。あとの審判は消し有効打とはならず。

その直後の出端面、「よしもらった。」という打ち。旗は明音に一本、相手に二本。

 

スマホで録画した動画を見返してみると、一本目山田さんの面は明音の面まで届いていません。竹刀で止まっています。ただ、打ち出すタイミングが速く、剣先のスピードも速い。それが誤審を生んだのでしょう。

 

勝負を決めた出端面。会場で見ていて、「よしもらった。」という面でしたが、動画をみても明音の面です。相手より速く真ん中を割っています。別の角度から見ていたひとも、あれは明音の面だと・・・。

本人談も、

「一本目は私は触らせていない。二本目は私の面の方が速い。」

二本の誤審があっては勝てません。これで今年の分の悪運はすべて使い果たしたと考えて、次の流れはこちらに来ると信じましょう。

 

さて、この試合での収穫は、三所隠しに対する逆胴の練習が出来たこと。そして、その逆胴で一本とれたこと。

美濃や飛騨の選手は、中体連で禁止され反則となる三所隠しを多用します。審判は技術が未熟のため、それを反則と取ることが出来ません。特に美濃地区はその傾向が強いので選手が三所隠しを多用します。

昨年、中体連県大会の審判長(美濃地区の先生)にききました。

団体戦決勝、大和中の試合で大和中の大将が三所隠しを多用していました。主審は一度も注意を与えることさえしませんでした。そのことについて、どう考えているかを。

返ってきた言葉は、

「彼女のよけは三所隠しではありません。左こぶしが目より上になっていない。」

ということでした。

 

しかし、動画で確認すると、明らかに目より上に左こぶしが上がっています。明らかな三所隠しを反則としてとれないで、むしろそれを反則ではないと主張する美濃地区の審判レベルの低さにあきれました。審判長でさえ反則をする選手を擁護するなんて、こんなことでは・・・。

 

逆に岐阜市で三所隠しは審判が厳格に反則として取るので滅多に見ません。三所隠しをしないということで、岐阜では真剣な試合の場では逆胴の練習はあまり出来ないのです。

今回中体連大会の前哨戦のこの試合で、三所隠しに対する逆胴をとれたことは、大きな自信になったことでしょう。実は全国大会に行くと、目の高さぎりぎりを狙った三所隠しをする選手が見かけられます。三所隠しはルールの隙間をついた、相手に打突部位を打たせない避け方としてはよく考えられた方法なので、普段三所隠しを使う相手とやり慣れていないと戸惑います。

良い練習が出来ました。逆胴に自信が持てたと思います。

 

もうひとつ。

大和中の山田選手は団体戦では大将です。今後、県大会では個人・団体いずれも当たる選手です。逆胴を取られたことで、次の試合の中で三所隠しに一瞬の躊躇が生まれることが考えられます。

美濃の大会では取られない三所隠しの反則、逆胴を取られた記憶が一瞬の遅れを生んでくれるのではないかと。

 

待ったなしで、7月18日(土)には中体連の大会が始まります。

私たちに出来ることは、秋田の地での全国大会を夢見ている子供達に力をつけてやること、心の支えになってやること、応援してやること、見守ってやること、それだけしかありません。

全力でサポートしていきます。

 

平成27年度 岐阜市民大会 小学生個人3名準優勝、島中学校 中学女子団体の部優勝

6月21日(日)岐阜市民大会、結果報告。

 

おめでとう。

小学校4年生の部 準優勝 高橋大智

小学校5年生の部 準優勝 河合希里斗

小学校6年生の部 準優勝 小股勇輔

すべて、「準優勝」というのがご愛敬ですね。

次はもっと稽古して栄光をつかんでください。

 

中学団体女子の部 優勝 島中学校

誠裕館の子が多く在籍する島中学校が栄冠をつかみました。

 

決勝戦は境川中学校との対戦となりました。

※    先鋒  次鋒  中堅  副将  大将  代表戦

境川中  保母  岩佐  石原  大平  小川  石原

3/2  ド       メコ

3/2代             ド   コメ  コ

島中   安藤敬 小島  安藤礼 山本  宮崎  宮崎

 

副将の山本さん以外はすべて誠裕館の道場生です。

中堅までで3本取られ2敗となった後、山本が一本取りなんとか大将につなぎました。

宮崎は小川に対し、2本奪取し代表戦へ。

代表戦では小手を取り、優勝。

 

この試合のポイントはなんといっても、副将の山本さんの踏ん張りでした。

もう後がない中、新体制となってわずかの期間の練習で、新たに身につけた技を繰り出し、一本とって、後につないでくれました。それがあってこその大将の活躍でした。

 

昨年秋の市民大会では、リードで迎えた大将戦で宮崎明音が二本負け、代表戦でも負けで敗戦していました。

今回は全く同じ展開で雪辱した形になりました。

 

中体連の大会が7月18日(土)から始まります。

毎週、市・地区・県と大会が続きますが、前哨戦となるこの大会でまずは一勝としました。

これからも、熱戦となることでしょう。

補欠選手2名を起用した試合運びでしたが、このような結果を残すことが出来、地力のアップを感じられる内容となりました。本来なら正選手となる二名の奮起を期待しています。

 

残念だったのは、考えられない発言を他校の教員から受けたことです。他校に転任した前顧問からの発言です。試合直前、選手に対し、

「優勝する姿が見たかった。」

などと、まるではじめから敗戦が決まっているかのような発言です。

 

 

子供達からは、どんな状況にも立ち向かい、優勝を目指しているのに、それをはじめから無理だと決めつけるような発言に、

「前顧問なのに、非常に残念だ。」

という言葉がきかれました。これから試合に臨み、気持ちを整えていこうというタイミングでなされた心ない発言で、よほど頭に来たのでしょう。

 

4月からの新体制でのわずか三ヶ月(稽古は実質1ヶ月)でみんながレベルアップを果たしました。

これからの残された日数の中で、さらなる飛躍を期待しています。

第25回岐阜県中学校選抜剣道大会 島中学校女子 3位

第25回岐阜県中学校選抜剣道大会が平成27年4月25日(土)、岐阜メモリアルセンター剣道場にて行われました。

誠裕館所属の女子が3名選手に入っている、島中学校が3位入賞でした。

先鋒 小島たんぽぽ

副将 安藤礼子

大将 宮崎明音

お疲れ様でした。

 

次の大会は6月の市民剣道大会です。

稽古では基本を大切にして、さらに磨きをかけていきましょう。

 

 

「忠臣蔵旗中学校剣道錬成大会」、今年も行ってきました

3月28日(土)~30日(月)の日程で兵庫県赤穂市で行われた、

第29回 忠臣蔵旗 中学校剣道錬成大会に参加してきました。

 

男子1チーム、女子2チーム、14名での参加でした。

1日に10試合以上試合錬成が出来ます。

 

一つでも負けを減らし、一つでも多く勝てるように、

自分のレベルに応じた課題をもって取り組んできました。

 

館長が試合に臨んで心がけるよう指導することは二つまたは三つ。

1,自分の精一杯の声を出すこと。

のどから血が出るまでが目標。本当に血が出たらご褒美が・・・。

2,あと打ちを必ず打つこと。

相手が打ったあと、相手が避けたあと、

自分が打ったあと、自分が避けたあと、

当たるまで技を出すこと。

 

まずは、みんなの目標はこの二つ。

勝っても負けても、この二点が出来ていれば◎。

 

人によっては、もう一つの課題が与えられますが、

課題・目標は必ず、「出来ること」。

出来ないことをがんばるのではなく、出来ることをきちんとやること。

それがレベルアップの近道です。

 

「当たり前」のレベルを上げていきましょう。

三重県選抜中学校剣道大会 がんばった!! 準優勝

平成27年2月8日 三重県選抜中学校剣道大会 会場:三重県営サンアリーナ

島中学校女子のメンバーに3名入って決勝まで駒を進めました。

決勝戦は全国でも有名な強豪校、新潟の燕中学校でした。

 

結果は、(島中学校オーダー)

先鋒  小島 たんぽぽ  一本負け

次鋒  山田 愛実    二本勝ち

中堅  望月 紅李    引き分け

副将  安藤 礼子    引き分け

大将  宮崎 明音    一本負け

 

このうちの先鋒・副将・大将が誠裕館です。

一本リードしての大将戦でした。

序盤、決まったかと思える面を明音が三本打ったのですが、

いずれも審判の旗はぴくりとも動かず、

逆に小手面の打ち合いで相手に面ありでした。

 

時間切れ間際にも、「よっしもらった」という面を打ったけれど、

やはり、審判の旗はぴくりとも動きませんでした。

 

小島さんはやはりまだ1年生、しかも初心者から初めてよくやっています。

この試合での立役者は次鋒の山田さんです。

きっちり二本取って勝ってきてくれる、立派なポイントゲッターでした。

望月さんも無理をせず引き分けて後につなぎ、堅実なよい働きをしました。

 

安藤さんも同じく、後につなぎました。

安藤さんは最近打ちも力強くなり、自分の得意な出端面に磨きをかけてきました。

明音は最近錬成会や試合で思うような結果が出せないでいます。

今日も結果的にはあまり勝てませんでしたが、予選リーグ初戦での見事な二本勝ちで

リーグ1位であがることができました。

 

決勝でも見事な面を四本決めていましたが、残念ながら一本にはなりませんでした。

決勝の大舞台であの面が打てる、心の強さを感じました。

 

不断の努力がみんなの地力を底上げしています。

夏の大会はもう五ヶ月先です。

これからも全国大会に向け、厳しく稽古していきます。

剣道は稽古でどれだけがんばったかが自分の気持ちのよりどころになります。

 

道場では一人一人のくせを把握し、直して、さらにレベルアップできる稽古を

心がけています。

 

必ず全国大会に出られる。

そう信じて、ついてきてください。