優秀指導者育成講習会に参加しました

平成29年6月3日、岐阜メモリアルセンター剣道場にて、剣道範士 島野泰山先生による、指導者育成講習会が開催されました。

 

その中で、覚えておきたいことばがありましたので、ここに備忘しておきます。

「と、て、が、無し」

これだけを聞くとなんのことだかわかりませんが、攻めと打ちに関する考察になります。

 

島野先生の若き頃、九段範士(名前は失念)の先生から聞いた言葉だそうです。

 

と、

攻め と 打ち

攻めと打ちがばらばら。

これでは二拍子になり避けられてしまう。

 

て、

攻め て 打つ

これは1、5拍子。

これも避けられる。

 

が、

攻め が 打ち

攻めと打ちが一体となり、攻めが効き一本になりやすい。

 

無し

攻めもなく「ここ」というところで無心に出る技。

 

意識してできるのが、がの境地かな。

 

無しの境地は、「不動智」の世界。

 

講習会の最後の地稽古が非常に刺激になりました。

出てよかった。

平成28年5月29日(日) 全剣連派遣剣道講習会に参加して

平成28年5月29日(日) 全剣連派遣剣道講習会に参加しました。

 

全日本剣道連盟からの派遣講師は、福本 滋彦先生(東京)と祝 要司先生(愛知)の両教士八段でした。

 

昨年、世界剣道選手権が日本で開催されましたが、つばぜり合いのひどさが色んなSNSやブログ・フェイスブックなどで指摘されていました。

全日本剣道選手権でもそれに輪をかけたような試合が、優勝した試合巧者を中心に繰り広げられました。このH.P.に準決勝での押し出しについて、西村先生から書き込みがありましたが、いったい日本の剣道の将来はどうなってしまうのかと、誰もが不安になっていました。

その辺のことを何とかしなくてはいけないという想いが全日本剣道連盟にあったのかどうかはわかりかねます。きっと、審判法を今年はたださねばならぬという気持ちを持った先生方が多かったのだと思いたいですが。

 

今回の審判講習で印象に残っていることを書きます。

 

1,不当なつばぜり合いとは、

①,正しいつばぜり合いでない(つばのあわせ方、高さ等)

②,つばぜり合いを解消しようとしていない

③,打突する気がない

以上が不当なつばぜり合いである。

 

2,場外への不当な押し出しについて

打突の後の体当たりであるときは、不当な押し出しではない。

1回の打突に対し1回の体当たりは出た方の場外反則となる。

2度、3度の体当たりは出した方の反則。

もちろん、打突がなく、ただ押し出せば出した方の不当な押し出し。

耐えられたはずだ。などは言葉として触れられていない。

 

3,つばぜりあいでの、竹刀の逆交差肩掛けについて

相手に技を出させないために、竹刀を相手の肩に故意にかける行為は、積極的に反則をとる。

 

これらの説明がきっちりなされました。非常に明快になったと思います。これが多くの審判に行き渡りますように。心から願います。

 

だけど、今年もどうでしょうか?なんせ、中学校の指導的立場の先生がいらっしゃっていない。毎度のことですが、困りました。自主的にみえた中学の先生はわずかに見受けられましたが、役職上うえの方がいらっしゃっていませんでした。

 

高校の先生は上の方が結構みえているのに・・・。