平成27年8月9日(日)、 8月10日(月)に行われました、東海大会の結果です。
まず、8月9日(日)に行われました個人戦です。
宮崎明音がベストエイト入賞でした。
岐阜県一位の石原(境川中)さん、三位の小川(境川中)さん、四位の肥田(中部中)さん、五位の簑島(高鷲中)さん、六位の村上(高田中)さん、七位中野(緑陽中)さんが一回戦で敗れてしまいました。
そして、八位の安田(緑陽中)さんも二回戦敗退。
岐阜県ではただひとり三回戦進出しましたが、三重一位の玉野(嬉野中)さんに延長で敗退でした。
相手の出小手を打ち落としての面が当たってましたが、旗は上がりませんでした。その後、相手の打った横からの平打ちの小手にパラパラと旗が上がり勝負ありでした。
岐阜県ではこのような小手は、当たったとしても鍔か握りですし平打ちなので一本になることはまずありませんが、三重県では一本になってしまうようです。
特定の会場で同じ技でとっているのが見受けられたので、あの小手をとるのは審判構成が限られるのかもしれませんが、団体戦でも同じ会場で同じような小手で一本になっていました。他の会場ではあまり見受けられないような気もしました。
審判の判定について批判をいうと、剣道をやる資格がないそうなので慎みますが、審判技術の向上については努力してほしいものですし、試合終了後、反省会等の機会を持ってほしいと思います。
特に中体連の審判を務められる教員の皆さんの中で低段位のかたは、伝達講習会や学剣連主催の講習会でもお目に掛かることは皆無です。地区の講習会等ではどうなのでしょうか?、おそらく参加されていないのではないかと思います。六段・七段の先生方は出会う事も多いのですが、むしろ審判技能の未熟な方が技能向上の努力をしておられないのが、大変気になります。
土日には部活があるでしょうし、講習会も同じ土日に開催されます。審判講習会への参加は非常に難しいことだと思います。
そうであれば、審判依頼を受けないでください。はっきり言って、つたない審判技術で県大会や東海大会の審判をされるのは迷惑です。
子供達は一生懸命稽古を積み、青春をかけて試合に臨みます。進路が左右される事もあります。微妙な判断ではなく、明らかな間違いがあります。
それでも、剣道は審判員の判断は絶対です。
裁定に対して批判すれば、たとえそれが誤審であっても、批判したことが糾弾されます。
「剣道をする資格がない。」
といわれる方もおられます。
子供のことを心から想う、目の見える者が剣道界を去っていき、
「剣道をする資格がない。」
とおっしゃる目の見えない方ばかりが残っていくのが剣道の世界なのかもしれません。
最近は「剣道の理念」にある、剣の理法の修練による人間形成の道ではなくて、
誤審を腹に落とし込んでいくことで人間形成をするのではないかと、真剣に考える場面ばかりです。
ですから、せめて審判をされる方は自分の目を養って、稽古を積んで審判の練習をしてください。いい加減な気持ちで審判を引き受けないでください。
8月10日(月)の団体戦では、
初戦(8月9日(日)に行われましたが)、三重三位の桔梗が丘に2-0で勝利。
二戦目は愛知二位の平坂中に0-2で負け。
三戦目は静岡五位の長田南中に2-0で勝ち。
リーグ二位で決勝トーナメントへ。
決勝トーナメントでは、白川中との対戦となりました。
2-2の1本差で敗退でした。
大将の明音が二本勝ちすれば代表戦という場面で、横から打つ小手で相手に一本とられました。あれさえなければ、何とかなったのにという感じでしたが、何ともなりません。
女子団体戦はベスト16の結果でした。