平成29年7月1日(土) 岐阜県選手権 OKB岐阜清流アリーナ 高校女子 宮崎明音 3位

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岐阜県選手権が開催されました。

小学生高学年で髙橋大智が1回戦敗退。

中学女子で宮崎あおいが1回戦敗退。

同じく中学女子、髙橋ののこが3回戦敗退。

高校女子では宮崎明音(郡上高校)が準決勝で優勝した外山選手(麗澤瑞浪)に敗れ3位に入賞しました。

 

この大会は主催が岐阜県剣道連盟です。

岐阜県の個人の最高峰を決める大会だと開会の挨拶では述べられますが、準決勝までは延長1分で勝負の決しない場合は「判定」という最高峰を決めるには何とも頼りない試合規定になっています。

再考を願います。

 

中学生の試合会場には中体連より教員の審判が入っていますが、情けない審判がかなり見受けられました。

審判三人が挨拶のあと定位置に移動したあと、副審はお互いが内側を向くように回るのが規定ですが、反対回り(外回り)をする審判。

審判旗の持ち方が違う審判。

審判旗は体側に沿わせ真下を向くのが正規ですが、腿の全面に審判旗のある審判。

これらは審判講習に1回でも出たことがあれば、最初に指導されることで、これらの審判員は一度も審判講習会に参加したことがないことが露呈してしまっています。

これからの中体連の試合、市大会、地区大会、県大会と続きますが、県大会の審判をする者がこのようなお粗末な状態では・・・。

毎年の事ながら、市・地区は剣道連盟の支部から審判の応援がありますのでまだしも、県大会は教員だけで審判をまかなうので、途端に審判員の質が落ちます。判定の質も落ちます。

大会が成功するか失敗するかは審判の質次第だ、と審判会議で審判長が。
中体連は、今までまったく反省することはありませんでした。

審判旗の持ち方を知らない、位置へ着いたときの廻りかたを知らない、そういう審判をなんの指導もしないで使い続けています。

そのことについて意見すると、意見した方が糾弾される世界です。

 

中体連の県大会の審判には、

1,過去1年以内に1回以上、県又は支部、それ以外の剣道連盟が開催する審判講習会に参加した者。

2,試合当日までに、「剣道試合・審判規則」、「剣道試合・審判細則」、「剣道試合・審判・運営要領の手引き」を最低1度は精読した者。

3,試合当日までに、「日本中学校体育連盟剣道競技部申し合わせ事項」、「岐阜県中学校体育連盟 剣道競技申し合わせ事項」、「重点指導事項」を最低1度は精読した者。

くらいの条件は満たしておいてほしいなあ。